2017/07/20 に公開
GEMが7月17日、定期公演『Girls Entertainment Mixture vol.2ct』を行なった。
第1部の森岡 悠生誕イベントを経て、第2部の定期公演は、南口奈々がファンの様々な疲れを短歌で癒やす(?)前座から。南口の旺盛すぎるサービス精神からなのか、形式に縛られないGEMを体現しているのか、大幅に字余りを発生させるなどフリースタイルな短歌で観客を楽しませる。
一方、集まった観客が思わず息を飲んだのが、オープニングを飾った小栗かこと村上来渚によるダンスパフォーマンスだった(ちなみに本公演のテーマは「ダンス」)。安室奈美恵「Love Story」と三浦大知「Cry & Fight」という、世界に誇るべきアーティストの作品を選曲し、ふたりで振り付け。
その動きは爪の先までしなやかに、そしてため息が出るほど伸びやかに。「ダンスで音を表現する」とは三浦大知のダンスを言葉で表現する際に、大知本人も含めてよく使われるフレーズのひとつだが、ふたりは曲が紡いだ物語を描き出すようなムーブでオーディエンスを魅了した。
ライブではエッジの効いたステージを見せつけるGEMだが、そんなライブコーナー前に行なわれた伊藤千咲美と伊山摩穂の企画によるクイズコーナーでは、現役高校生の最年少・西田ひらりが奮闘する中、最年長の金澤有希を筆頭にエッジの効いた珍回答を連発する。
金澤有希と村上来渚が回答者となっての「台形の面積を求める公式を答えよ」という問題では、「私は何を求められてるの?」と口にする金澤に、「公式って何?」と村上は客席に問いかける。そして出てきた答えは「側辺×底辺×角度÷2」という村上に対して、金澤は「3.5cm×家庭 傾斜×2=□ よってこれで出る」という複雑怪奇な公式のような何か。
これにより会場は一時騒然に。会場の誰もが「ひらりちゃんはちゃんとこのまま知識と教養を身につけて、大人になってほしい」と願わずにはいられない。
また、公演ではロサンゼルスに留学中の武田舞彩からの動画コメントも放映された。今回は初めてのロサンゼルスでのレコーディングの模様をレポート。表現力が増した...
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