2016/10/16 に公開
7人組アイドルグループ、アップアップガールズ(仮)が、10月13日(木)東京・池袋サンシャインシティ 噴水広場にてスペシャルリリースイベント『Road to 武道館!!!!!!!!〜“最強の女”に学ぶ“最強の女アイドルグループ”への道〜』を開催した。
アプガは、10月11日に約半振りのニュー両A面シングル「!!!!!!!!/君という仮説」を発売。そのリリースイベントに、最強女子総合格闘家RENAが緊急参戦。11月8日に行われるアプガ初の日本武道館公演に向けて、メンバー7人は、RENAから真の最強とは何かを学んだ。
イベントは、ニューシングルの中から、励ましの思いと人との絆を歌った「君という仮説」を歌唱しスタート。ここでRENAがステージに登場しイベントが進行していく。
RENAは、現シュートボクシング世界女子フライ級王者に君臨する現役チャンピオン。9月に行われた『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016』の山本美憂との一戦では、激闘の末、見事勝利を収めた。まさに日本女子総合格闘家のトップ中のトップの彼女から、初の日本武道館公演という大一番に挑むアップアップガールズ(仮)が、アドバイスをもらうというのが本イベントの主旨だ。
RENAは、開口一番、「私、昔モーニング娘。のオーディションを受けたことがあるんですよ」と告白すると、アップアップガールズ(仮)メンバーも観客も驚きの声を上げる。これには新井愛瞳も「ニュースの見出しとられちゃう」と焦りを隠せない。
すると森咲樹から「私たちは、大勝負となるとめちゃ緊張するメンバーが多いんです。大勝負で、最大限に力を発揮できる秘訣をぜひ教えてください」と質問。RENAは「一番は楽しむことだと思います。たくさんの方が応援してくれてるので、その力を笑顔で返すっていうそういう気持ちでやってます」と回答する。
RENAとアップアップガールズ(仮)は、小さい頃から夢を追い続けているという共通点がある。RENAは小学生から格闘技を始めており、またアップアップガールズ(仮)のほとんどのメンバーも小学生からアイドル活動をスタートした。小さい頃からの自分の夢を叶えるために、気持ちを強く持ち続ける秘訣を聞かれたRENAは、「やめたいと思った時期もあったんですけど、でもやり続けることが大事だと思います。やめたらそこで終わっちゃうけど、でもやり続けたことによって、テレビで試合をさせてもらったり、ここまで上り詰めることができました」と答える。仙石みなみが「私も中学1年からハロプロエッグに入って、父親は仙台で仕事を辞めてまで東京に来て応援してくれている。今ようやくアイドルとして日本武道館まで来れたんです。これまでには、やめたいとかいろんな辛い道のりもあったんですけど、続けてきてよかったと思うので、すごく共感しました」と、RENAの言葉に同意する。
古川小夏は「私たちは、ハロプロの研修生だったんですけど、7年間やって戦力外通告を受けたんです。そのメンバーで結成して、ようやく武道館が決まったんです。スポーツ選手の方だとケガをしたり、勝負に負けたりで挫折を味わうこととかあると思うんですが、そこからまた這い上がろう、またがんばろうって気持ちの作り方とかどうしてるんですか」と質問。RENAは「ハングリー精神を持ちつつ、絶対見返してやると思って日々がんばってきました。背中を押してくれるファンの方たちはみなさん仲間だと思うので、みなさんの応援を力に変えて、そして見返すって気持ちを強く持ってやってきたんです。メンバーのみなさんも、戦力外通告から武道館でライブできることになって、やったー!ってなるじゃないですか。その気持ちで武道館楽しんでください」とアドバイスを送る。
さらに、佐藤綾乃が「日本武道館に立つまでに、腹筋をシックスパックにするというのが夢で、今、鍛えてるんです」と語ると、メンバー全員の中で一番きれいな腹筋は誰かをRENAが決めるという流れになる。全員が息を止めて腹筋に力を入れると、RENAの評価は、予想外にも関根梓に軍配が上がる。「もっと鍛えて、もっと脂肪を落とせば、一番きれいな腹筋が出ると思うので、ここからがんばってください」というRENAの言葉に、関根は「がんばります!」と笑顔で答えた。
そして、空手有段者の佐保明梨が「私は日本武道館で氷柱割りをするんですけど、今それに向けて空手の黒帯を取るために訓練してるんです。その気合い入れとして、RENAさんのキックを受けてみたいです!」と嘆願。了承したRENAは、佐保が持ったミットを目掛けて鋭いミドルキックを放つ。ドスン!という痛烈な音が響くと、会場中からどよめきが起こった。佐保は「これが本物のキックなんですね。気合いが入りました。今の見て勉強になったので、私も蹴ってみたいです!」と今度は逆のお願い。RENAは「私が蹴ることあっても、蹴らせてくださいっていうのは初めてです(笑)」と苦笑い。佐保がキックを打つも、さすがに現役王者には遠く及ばずだったが、奮闘ぶりを見せつけた。
さらに、新井愛瞳が「RENAさん、11月8日のアプガの日本武道館に来て欲しいです」とお願いすると、RENAは「行きます!」と即答。
最後に、たくさんのアドバイスをくれたRENAは、「ここまで来るまでにいろいろ大変だった分、それをバネにして、充分しゃがんだんと思うので、武道館では飛び上がって、いっぱい元気出してがんばってください!」とエールを送る。アプガ全員が「ありがとうございます、がんばります!」と答えると、会場は拍手に包まれた。
同世代の現役チャンピオンの熱い言葉をもらったアップアップガールズ(仮)は、大森靖子が作詞作曲した、前進していく思いを歌ったロックチューン「!!!!!!!!」を力いっぱいパフォーマンス。そして、メンバーの佐藤綾乃が作詞した熱いエモーショナルなナンバー「YOLO」を披露し、エナジーたっぷりなイベントは幕を閉じた。
イベント後の記者会見では、新井愛瞳が「RENAさんは日本一強い女性なので、私たちも最強のアイドルグループになれるように、ぜひ弟子入りしたいです!」と、RENAに弟子入りのお願い。
またRENAは、モーニング娘。のオーディションを受けていたことについての質問に「初めて言いました。昔、アイドルに憧れがあって、モーニング娘。好きの友だちと一緒にオーディションを受けました」と改めて告白。森は「私もモーニング娘。好きでこの世界に入ったので、もしかしたら一緒のオーディションを受けてたかもしれない」、古川は「もしかしたら一緒に活動してたかと思うと感動しました」と興奮気味に語った。そして、RENAが世界チャンピオンということで、アプガも世界を目指さないのかの問いに、新井が「今は日本武道館に向かってがんばってるんですけど、アプガもワールドワイドなグループになれるように英語もペラペラでいきたいです。まずはアスリート系アイドルとして、世界にたくさん注目されるようになりたいです」と回答。続けて新井は「「!!!!!!!」のMVが先日公開されたんです。ピコ太郎さんのMV「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が4千万回再生されてるそうなので、アプガもMVで1千万回以上再生されるように、目標4千万回でいきたいなと思います!」と熱く声にする場面も見られた。
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