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歌うまアイドル大集合!第4回「idol singer collection」レポート

2016/09/20 に公開

9月13日(火)アイドルがアコースティックで唄を聴かせるイベント。第4回「idol singer collection」が渋谷gee-geで開催された。
いつもは元気いっぱいステージ上で踊り走るアイドルがしっくりと歌い上げる。普段は観れない彼女たちの姿を楽しめるイベントだ。
この日の出演者は、「少女交響曲~Girls Symphony~」「乙女の純情:北島彩夏」「はちきんガールズ:石川彩楓」そして女子大生シンガーソングライターの「ありあ」。

【ありあ】
不協和音の鍵盤女子。大阪出身三重育ちの現役大学生。初のアイドル系イベントへの出演ということで不安だったようだが、この日のイベントはアコースティック系イベント。

会場も着席だったため、いつもの通りのパフォーマンスを魅せてくれた。
非常にメッセージ性の高い歌詞を力強い歌声に乗せ、ピアノの伴奏で奏でるスタイルは印象的だ。ふった側からみた失恋ソング「恋愛ごっこ」では、ふった側の「辛さ」「せつなさ」を切々と歌い上げた。
ライブ中に発生した地震にも、「以前も同じ会場で地震があった」というエピソード披露するところは余裕とキャリアを感じさせた。



【乙女の純情:北島彩夏】
5月に上京。このタイミングでメンバーが一人となってしまった彼女。出身の宮崎から福岡に行くタイミング、上京のタイミングと節目節目で感じたことを自身で書いた曲
「私の決めた道」「ツナガルココロ」は彼女の決意、周りへの感謝をしっかりと聞き手に伝える。そして彼女の秀でた歌唱力が更にその感情を観客の心に染みこませた。
この日はアルバイトでコツコツと旅費を貯め、深夜バスで福岡から彼女に会いに来た若いファンの姿も。慣れない東京で一人頑張る彼女に大きな大きなエールになったようだ。



【少女交響曲~Girls Symphony~】
グラビアやモデル、舞台などで個々に活躍している7人が集結した放課後日常系ガールズユニット。この日は青山朱里と早坂美咲でのふたりでの参加となった。
初めてのアコースティックライブということで緊張感は隠せなかったが、やはりそこはアーティスト。落ち着いてしっかりとしたパフォーマンスを見せてくれ、最後は笑顔いっぱいでの「楽しかった」との感想も聞かれた。
それぞれのシングルパートでは、青山朱里は得意な英語でのプリトニースピアーズのカバー、早坂美咲はアコースティックギターでの「真夏の太陽」、グランドピアノでの「瞳」を披露した。
ふたりのパフォーマンスを観に来ていた他の5人のメンバーのアイドルらしいキラキラした瞳が可愛らしく印象的だった。



【はちきんガールズ:石川彩楓】
「アイドルの魅力とは?」・・・彼女のステージを観るとアイドルの魅力について考えさせられる。歌がうまい、ダンスがうまい、可愛い・・・のはもちろんだが、その「ひと」としての魅力がファンを引き付けるのだろう。
そこには「多幸感」があふれている。この日のMCでは、グループ名にある「ズ」について、ひとりでも複数形の「ズ」を守っていく決意を明るく元気に一生懸命伝えようとしていた。その真摯な姿にもほっこりさせられる。
そして、この日は初めて披露するカバー曲。不覚にも涙がこぼれ落ちそうになるほどの絶品だった。ちなみに好例の彼女の不思議な天然発言。本日の彩楓語は、バラード系が続くことを伝えようとした「 スローリング ( しっとりした ) 」。



次回開催は、10月12日(水)、開場は渋谷gee-ge、出演ははちきんガールズ:石川彩楓 他。

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